戸建て住宅購入|平屋・2階建てのメリットやデメリットについて知る

戸建て住宅購入と言うと、一般的に「2階建て」のイメージが強いものですよね。平屋というと、ひと昔まえのイメージがあり、敬遠されがちに思えるかもしれません。

しかし、最近では「平屋に住みたい」と戸建て住宅購入の選択肢に加える人も増えてきています。今回は、平屋と2階建てのそれぞれのメリットとデメリットについて考えてみましょう。

◆平屋はコンパクトな暮らしが可能

平屋は、戸建て住宅でありながら、マンション住まいのようなコンパクトな暮らしができます。それでは、メリットとデメリットをまとめていきます。

◎平屋のメリット

・子供のケガのリスクが減る

階段がないので、子供のケガのリスクが減ります。子供が階段で遊んだり、昇り降りの途中で転んだりすると大変です。日々の生活のなかで階段が心配の種になるようなら平屋暮らしがおすすめです。

・家事動線、生活動線がスムーズ

「洗濯をしてから2階のベランダに干しに行く」「階段にホコリが溜まるので掃除機を持って掃除をする」「寝るときに2階にあがり起きたら下に降りる」など、階段があると一日何度も往復しなければなりませんが、階段がなければとてもラクです。

・老後の生活にも対応ができる

ワンフロアで生活ができるので、階段の昇り降りが負担になる老後の暮らしも安心です。

・地震のときの安全性が高め

建物は、高くなるほどに揺れやすくなるものですが、平屋は揺れにくく、安全性が高いと言えるでしょう。

・メンテナンス費用がおさえられる

戸建て住宅を買うと、屋根や外壁のメンテナンスをしていかなくてはなりません。2階建てのメンテナンスでは大がかりな足場を組む必要がありますが、平屋では不要になることも。

また、シンプルな形の平屋は、塗装時の作業がしやすく、施工時間が短縮されてコストをおさえることができます。

◎平屋のデメリット

・防犯面が心配

すべての部屋が一階にあるので、その分、空き巣や不審者が侵入できる窓の数も増えます。防犯対策はかなり注意が必要です。夏の夜間に「寝るときに少しだけ窓を開ける」ということもできません。

・広めの土地が必要

平屋は、リビングや浴室などの生活スペース、寝室や子供部屋などのプライベートスペースをすべてひとつのフロアにおさめなければなりません。そのため、2階建て住宅よりは広めの土地が必要になり、土地代も高くなります。

◆2階建ては平均的な暮らしが可能

「戸建て住宅=2階建て」というイメージが強いので、平均的な暮らしができます。ファミリー層には人気がある2階建てですが、メリットとデメリットを紹介していきます。

◎2階建てのメリット

・敷地が狭くても家を建てやすい

広い敷地が必要な平屋と違い、2フロアと生活スペースを分けられる2階建ては、敷地の有効活用が可能です。家族が多くても、プランニングによっては、それぞれの個室を持てるメリットがあります。

・2階を便利に使える

日当たりの良い2階にリビングを作ることができます。また、ベランダに洗濯物を干せるので、室内干しが苦手な人には適しています。

・二世帯住宅もできる

平屋を二世帯住宅にするのは面積的にもかなり厳しいですが、2階建てなら親との二世帯住宅も作りやすいですね。

・依頼できる施工会社が広がる

日本では、戸建て住宅では2階建てが一般的。そのため、たくさんの施工会社のなかからじっくりと業者選びがしやすいです。

◎2階建てのデメリット

・高齢になると大変なことも…

若い世代のうちは、階段の昇り降りが苦痛になることはないでしょう。ただ、高齢になって体調が衰えてくると、日常的な階段の使用が辛く感じることもあります。

将来的にバリアフリーを考えたときには、2階部分を取り除く「減築」も視野にいれなければならないかもしれません。

・耐震対策をしっかり考えることが大事

平屋と比較すると揺れやすい2階建て。最近では耐震性を高める家づくりが一般的になりつつあります。災害時に大事な家を守れるように、耐震性にも目を向けてマイホーム購入をしましょう。

◆まとめ

平屋、2階建て、どちらもメリットとデメリットがそれぞれあります。メリットばかりに注目すると大事なことを見逃すので、家づくりでは必ず、どちらも頭に入れておきましょう。

「どんな点を優先して家を購入したいか?」を家族で意見を出し合って、みんなが暮らしやすい家になるようにじっくりと考えてみるようにしたいものです。